こんにちは。小門造船です。

去る6月10日、沖縄突撃取材に行って参りました!僕にとっては、初・沖縄上陸です。下関は晴れていましたが、飛行機に乗って約1時間半、到着した沖縄は残念ながら梅雨空でした。

那覇タグサービス様をお訪ねして、先日お引渡しをしたタグボート、BLUE STAR(ブルースター)について伺ってきました。

西銘雄治社長は、「世界で一番カッコいいタグボートを造りたかったんです!」と仰り、「その夢が叶いました!」と喜んでくださっていました。

BLUE STARは、この、星型の可憐な花から命名されました。花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」というのだと、西銘社長から教えていただきました。

しかし、西銘修司船長は、「いやぁ・・・名前は可愛いけど、BLUE STARはなかなかのじゃじゃ馬ですよ・・・」と苦笑いです。「なにしろ4000馬力ですからね。操船にはかなり気を遣っています」と仰いました。

雨降りでしたが、幸運にも実際の作業の様子を見せていただけることになり、いざ港へ!

こちらの第三大王丸と共同での曳船作業です。岸壁に着けられている大型客船の船首と船尾にロープを渡し、二隻のタグボートでじわじわと離岸へと導いていきます。港湾内はとても狭く、背後を見ると、対岸にぶつかってしまいそうです。しかし、西銘船長はものともせずにBLUE STARを操ります。無線でテキパキと通信しながら操船する西銘船長はとてもカッコよくて、思わず「おお~!」と感嘆の声をあげてしまいました。

「今はもうBLUE STARという名前以外はなじまないけれど」と西銘船長。「最初に入港してきたときには『外国船か?』と間違われたりしたんですよ」と笑って話してくださいました。そして、「作業をするときに何に一番気を遣うか? それはもちろん、船員の安全です。何かあったらこのBLUE STARを壊しても、人命最優先で作業すると心に誓っています」と仰いました。

さすが、海の漢です!

西銘社長は「ええっ!壊すの!」と笑っていらっしゃいましたが、イザというときには、僕たち小門造船にお任せください! もし万が一にでもBLUE  STARの修理が必要になったとしても、この美しい姿を必ずや再現してみせますとも^^

那覇タグサービスの皆様、お忙しい中をお時間を割いていただき、また、素晴らしい体験をさせていただき、ありがとうございました!心より感謝申し上げます。