こんにちは。小門造船です!
10月に入ったというのに、この残暑! まだまだ夏服仕様での毎日です💦
立教大学の経営学部教授、中原敦さんのブログを読んでいて、考えさせられることがありました。今の若い世代(「ミレニアル世代」)を白けさせる、3つの「呪いの言葉」についてです。
製造業の現場でよく聞かれるこの言葉たち。
■「背中を見て、勝手に育て! 仕事は盗むもんだ」
■「今は意味がわからなくても、ただやれ! 全体像や意味は、あとで見えてくる」
■「今はとにかく我慢しろ。 あとで、必ず報われる」
しかし、これに対して、若い人達は、
■「背中を見せる」んじゃなくて「言葉にしてほしい」
■「仕事の全体像・やる意味を、前もって教えて欲しい」
■「我慢しても、あとで報われる保障なんてない。だから今、ここが大事」
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と、心の奥底で思っているというのです。。。だからこそ!ぜんぜん!刺さらない。むしろ、「呪いの言葉」をこれでもか、これでもかと叩きつけられて、「白ける」一方・・・。
なのに、上司や先輩からは「最近の若手は育たね~な」とか言われて・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ・・・との「ミスマッチ」が生じ、ますます「白け」ていくのです。
「ミレニアル世代」は、「承認」と「肯定」を求めるように早い時期から教育されており、だからこそ、上位者からのフィードバックを必要としている世代です。
彼らは「言葉」を求めています。
彼らは、まえもって、「意味」を確かめたいと思っています。
彼らは「今、ここ」が重要なのです。
時代は変わります。
だからこそ、ひとづくりのあり方も、時代とともに変わるのです。
そして人生はつづく。
・・・中原敦さんのブログはそう締めくくられています。
世代間のコミュニケーションは難しいです。特にベテランと若者を隔てる壁は高く、溝は深いです。昔と今とではお育ちも違います。強く逞しく激しく鍛えられてきたベテランと、蝶よ花よと育てられたヒヨっ子とが、すんなりと仲良く相容れる術はなかなか見つかりません。
どちらにも、プライドがあるでしょうしね。
ただ・・・今ある技術を、後生大事に墓場まで持って行くのか、若手に託し花開かせるのか、これは大事な選択です。そのことを今一度、真剣に考えないといけないと思いました。
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